2016年09月28日
♯17 秋の霖雨 ミヤシタヒルズキャンプ
ひなぱぱです。
『確率』
過去の経験上、確率と聞けば何かと高いに越したことはないのだけれど、頭に「降水」という文字が付いたならば話は別、、、
それは低い方がいいに決まってる。
しかもその日にキャンプの予定があるなら尚更。
降水確率60%、
この数字は悩むところ(-_-;)
雨が降るのか?降らぬのか?
それならキッパリと「降水確率100%」と言われた方が諦めもつくのだけれど。。。
『雨ニモマケズ、、、』
9/18~9/19のSW
長野県小県(ちいさがた)郡にある『ミヤシタヒルズ』へ父子キャンプに行ってきました。
その日の天気予報は曇り時々雨、降水確率は60%
しかも台風の陰もチラホラ。。。
中止も考えたのだけれど、
「中止!」ってなかなか言えないんです。。。
雨とわかっていても行ってしまうんです。
ってことで予定通り、出発です(-_-;)
この日は朝の7時過ぎに横浜の自宅を出発。
家を出るときには晴れ間も覗いてはいたんだけれど。
30分も走ったら、
ポツりポツりと。
わかっていても、実際に雨が降りだしてくればテンションも下がります。
こんな天気でも息子ひなたはキャンプに行くのが楽しみらしい、、、それだけは救いかな。
自分も子供の時って、天気なんて気にしなかったなあ~(^◇^)
中央道相模湖ICから高速に乗り、途中の談合坂SAあたりで少しばかりの渋滞はあったものの、10時前には長野道の岡谷ICに。
けれど、車窓から見えるのはどしゃ降りの雨。。。
「バケツをひっくり返したよう」とはこの事、ワイパーが追い付かないくらい。。。
ひなたに
「心折れそうだよ、、、もしコテージが空いてたらコテージに変更しよっか?」
ひなた
「それはダメでしょ×❗キャンプなんだから」
「。。。。(-_-;)だよねえ~」
高速を降りてからも、下道はガラガラ。
キャンプ場のイン時間は13時~
まだ時間があるので早めのお昼ごはんとしましょう。
中山道 和田宿本陣前にある、お蕎麦屋さん「徳田」
古民家風な外観。
えっ!?入口は
お店の入口、ここなの?
入口の高さははひなたの身長ぐらい。
子供ってこんなの好きだよね(^ω^)
縄のれんをくぐり、
「いらっしゃいませ~。」
時間が早かったせいか一番客のようです。
わお~っ!
土間があり、囲炉裏があり、太い梁があり、神棚があり。。。。
昔あった、田舎のばあちゃんちみたい(^∀^)
メニューは至ってシンプル
冷たいお蕎麦のみ。
ひなたは田舎蕎麦、
自分は更科蕎麦を注文。
薬味は葱と山葵のみ
肝心のお味は。。。
そりゃ~、美味しいですよね~
値段もそこそこしますし、
ひなたも「美味しい、美味しい」って食べてました。
普段、ちゃんとした手打ちのお蕎麦屋さんに行かないので、お蕎麦の良し悪しって正直('_'?)なところがあるんですが、美味しいものはやはり美味しい。
世のお父さん達は立って食べるお蕎麦が一番食べなれてるのだろうけれど(^^;、こんな畏まったお蕎麦屋もたまには良い。
立って食べる蕎麦屋なら、断然お薦めするのが「コロッケそば」 美味しいんですよ~。
お蕎麦を食べ終わる頃、蕎麦湯が登場。
ひなた
「何これ?」
だよねえ~
蕎麦湯が出てくるお蕎麦屋さんなんて来ないもんなあ~。
興味津々で蕎麦湯を口にしてみる。
ひなた
「うげっ!なんだこれっ、まずぅ~(-_-;)」
そりゃそうだ!
蕎麦湯の味なんざ、子供には分かるまい。
パパだって蕎麦湯はそんな好きではないのだよ。。。
道に迷いながら、ふらりと立ち寄ったこちらのお蕎麦屋さん、どうやら巷では有名なお店だったらしく後から後からお客さんが。
既に食べ終えた父子、そば茶を啜りながら、妙な優越感に浸ってみる。
「ごちそうさまでした~」
時計を見ると12時前。
まだ早いですが、キャンプ場を行ってみることに。
キャンプ場はお蕎麦屋さんから車で5分ぐらいだったかな?
中山道から少し脇に入ったところにあるのが今回お世話になった
「ミヤシタヒルズ」
名前の最後に~キャンプ場とはつきません!
入口にある看板を過ぎ、場内を登っていくとnordiskのasgard12.6とkari20が見えてきました\(^-^)/
今回ご一緒させていただいたのは東海地区にお住まいで、ナチュログの「写真の綺麗なブログ」にも選ばれているみっけさんご夫婦。
みっけさんご夫婦はこの日の前日からこちらのキャンプ場にいらしてました。
みっけさんとキャンプをご一緒するのはお初になります。
「こんにちは~♪」
みっけさんとコメントをやり取りするようになったのが、たしか?、、去年の12月頃。
自分が薪ストーブ導入を検討していた頃、色々な方のブログを参考にさせて頂いていた中の一人がみっけさんでした。
しかも御互いに使用しているテントがnordisk asgard12.6
薪ストーブの種類、煙筒の穴開け位置などをみっけさんのブログで参考にさせて頂いたのです。
因みにみっけさんがお使いの薪ストーブはオーストラリアのブランドoz pig internationalの薪ストーブ。
※みっけさんのブログから拝借
名前の通り、子豚みたいで可愛いいですよね(^ω^)
当時は自分もね、こちらのozpig にしようかfrontier stoveにするか、散々迷ったんだよなあ~
結局、お値段とコンパクトさが決めてとなりfrontier stoveにしたのです。。。
みっけさんとはそんな経緯がありまして、今の今まで仲良くさせて頂いております。
因みにみっけさん、とてもお若いのよ。。。なんと平成生まれ( ゚Д゚)
なのでゼネレーションギャップが、、、ね(^^;
お会いするまでね、ちょっとだけドキドキだったのですがそんな心配は御無用でした。
キャンプは勿論、雪山のこと、薪ストーブのこと、共通の趣味が沢山、話題には事欠かなかったです(^◇^)
っでね、その中でも驚いたのが薪のお話。
みっけさんち、御自宅でも薪ストーブを使われてるらしいのだけど、薪の調達は業者さんとかにお願いするのではなく、みっけさんの御主人のぽりさんが、山から木を伐採してきて、御自身で薪割りをするんだって!
しかも、薪割り機などは使わず、斧で手割り( ゚Д゚)
薪ストーブを御自宅で使われているご家庭のひと冬の薪の消費量は地域にもよりますが、2tトラック2台分とも言われてますからねえ~、その労力たるや、、、(-_-;) 恐れ入ります。
たぶんねえ~、御主人のぽりさんはこの全ての行程がお好きなんだと思います。
自分も薪割りするから分かるんだけど、薪を作るのって何だか楽しいんだよね~。
みっけさんとお会いした暁にはあれも話そう、これも話そう、話に夢中になりすぎて肝心のテント設営をしてませんでした(^^;
外はどしゃ降りの雨、嫌だけどさっさと設営しちゃいましょう~。
こちらは臨時の受付小屋
ひなたはみっけさんのサイトにお邪魔させていただき、自分は1人 人生初の合羽を着用してのテント設営となりました。
この日は幕は
Bergans of Norway Wiglo Lt4シェルター仕様。
雨でインナーがびしょびしょになりそうだったので、インナーを取り外し、寝床はコット。
tarpはnordisk tarp voss 14
この張り方だと、テントの入口にタープポールが邪魔になってしまうので、小川張り風にしてみました。
wigloは先端部分の通気孔穴にロープを通し、ポール上部に直接結びつけるやり方もあるのですが、今回は雨が凄かったので、あえてこんな感じに。。。
わかるかなあ~('_'?)
この後、こちらサイトに居ることは殆どなかったのですが、取り合えず形だけでも設営しないと。
ご覧ください、、、、
この生活感がまったく感じられない我が家のサイトを
木製品ばかりなのに、なんだか温もりが感じられない(-_-;)
翌日 撤収するまで、ずっとこんな感じ、、、
みっけさん、キャンプ中は父子共々入り浸りで申し訳ありませんでした。
設営後、雨が小雨になってきたので場内を散策。
我が家のサイトはキャンプ場入口から直ぐにある、林間サイトのNO.15
ひと区画は100平米以上あったかな
かなり広めです。
地面は砂利サイト、行かれる方は鋳造ペグをお薦めします。
砂利サイトだけど、水捌けはイマイチ。。。
自分のサイトから一番近くにある、炊事場。
お湯は出ませんが、綺麗に管理されてました。
こちらは林間広場。
貸しきりサイトなのかなあ~??
奥に炊事場もあります。
トイレ棟
こちらのトイレも綺麗に清掃されておりました。
こちらは林間サイトにある、もうひとつある炊事場。
先程の炊事場よりで大きくて、テーブルやチェアを置けば飲食もできるぐらいの広さ。
こちらの炊事場、雨の日には助かります。
こちらは洗面所、、、なの('_'?)
ホントだ❗ 鏡がついてるよ
キャンプ場に洗面所があるなんて、、、初めてかも。
管理棟に向かう途中にある小さな川。
たぶん晴れてたら、渇水してんじゃないかな。
こちらが管理棟。
棟内には薪ストーブもあり、とても素敵な雰囲気♪
管理人さんの拘りなんでしょうね。
外には石窯
こちらで焼いたピザはさぞかし美味しいんだろうなあ~
何だか可愛らしい、木製ブランコ。
こちらは芝生サイト。
通年営業しているこちらのキャンプ場、冬場はこちらがキャンプサイトになるそうです。
一番下にあるのはコテージ。
なかなかの雰囲気です。
テント泊じゃなく、コテージ泊もいいかも。。。
最近、やたらとコテージ泊に心揺らぎます、、、
雨キャンプが連続してるからかなあ~。
全体的にウッディーな作りのキャンプ場、自分好みです。
夏も良いけど、雪が降る冬の季節も素敵だろうに。
次回来るのは冬の季節にしよう。。。
管理棟脇には売店もありましたよ~
ちょっとした忘れ物なら 事足りるかと。
ビールの自販機も。
山価格ではなく、一般的な御値段だったような
サイトに戻り(みっけサイト)、しばしお喋り。
みっけさんからお土産を頂きました~
旬のもの、恵那栗を使った栗きんとん。
みっけさん、お若いのに粋なお心遣い、
とても美味しい栗きんとん、ごちそうさまでした。
お上品な味わいでした(^◇^)
外は相も変わらずの雨、、、
むしろ朝より酷い降りになってるし。
そんな どしゃ降りの雨の中、みっけさんがお使いのタープはnordisk kari20 。
コットン65%、ポリ35%verのkari(現行モデルは逆なんだとか??)
「雨漏り大丈夫かなあ~」なんて思ったんだけど、
「あらまっ❗」
このタープの撥水性にびっくりしました。
内側を見てみると、雨漏りどころか、水滴一つも着いてない。
ポリコットン幕が雨にそこそこ強いのは知ってはいましたが、ここまで強いとは。。。
kariの撥水性、侮れませんねえ~。
こちらのキャンプ場、標高は1000㍍ぐらいのところにあって平地より気温も低め。
しかも雨が降っているので弱冠肌寒い。
雨が降っていなければ、焚き火にあたるぐらいが心地好いのだろうけど。。。
なんせ外はどしゃ降りの雨。
焚き火台を出して焚き火を楽しみたいのだけど、それも無理。
せめて視覚だけでも暖まりたい。
みっけ家がチャコールスターターで焚き火をしてくれています。
チャコールスターターでやる焚き火も乙なものです(^◇^)
チャコスタくん、よく頑張ってくれました。
サイト周りにはクルミの実が沢山落ちています。
このクルミをなんとか食べれないものかと、殻ごと焚き火の中に放り込むも、どの程度焼けばよいのかが、誰もわからず、気がつけばクルミは真っ黒けっけ(^^;
そんなこんなでチャコスタでの焚き火やクルミ割りを楽しみ、気がつけば辺りは真っ暗。
時間を見てみると既に18時過ぎ。
秋の夜長
晩御飯にしましょう。
今宵は面倒いらずの「すき焼き」
秋冬キャンプに我が家ではよく登場するメニューのひとつ。
食材を切った状態で持ってきたので器にもるだけ。
後は鋳鉄鍋で肉を焼き、割下を絡め具材を煮るだけ。。。
肉は牛でも豚でもどちらも大好きです。
この日はお腹一杯になってしまったので、〆までにはたどり着かなかったのですが、いつもなら〆にうどんを投入。
みなさんはすき焼きに生卵をつける派ですか?つけない派ですか?
我ら父子は断然つける派です!
若い頃、肉といったら「焼きに限る❗」と頑なにすき焼きを拒んでいたのですが、加齢と共に好みが変化してきたようです。
すき焼きの中に入っている、この「春菊」と「椎茸」がなんともまあ~、、、うますぎる(´▽`)
「すき焼きにはサッパリ目の赤ワインだろ~」っとワインを持参したのですが、あまりの肌寒さだったので、ウィスキーのお湯割りなんぞをいただきました。
ここ最近、ブログなどで皆さんの作る料理を拝見して思うのですが、皆さんは普段からあんな豪華な料理を食されているのでしょうか?
夕食には舌を噛みそうな、長い名前の地中海料理や欧風料理、朝食には旬の果物や生クリームでデコられたパンケーキ。
キャンプ場で作る料理って、自宅で作るより火気類や食材保管などの条件が悪いでしょ?、、、それでもあんな料理が作れるなんて。。。
それともあの料理はビジュアル重視、アタシ頑張っちゃったのよ的な女子力アピールの余所行き料理なのでしょうか?
とにかく皆さん凄い凝った料理を作られていて感心してしまいます。
食後もダラダラと呑みながら他愛もないお喋りをしていた21時頃、キャンプの時は夜更かし好きのひなたが珍しく「眠くなった、、、」とテントへ。
ひなたが眠りについたのを確認し、自分は再度 みっけさんサイトに戻り、1時間程お喋りして今宵の宴もお開きに。。。
「おやすみなさい」
。
。
。
。
。
。
。
。
。
。
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2日目
テントに叩きつける雨音、5時半起床。
普段、起床してる定刻の時間。
サラリーマンの性なのか?
はたまた加齢によるものなのか?
最近この歳になると、寝ることにも体力が必要なんだと改めて痛感する。。。。
若い時は何時間でも寝ていられたのになあ~( ̄▽ ̄;)
シュラフから這い出て、外を覗いてみるもあまりにも酷い雨降りに嫌気がさし、トイレに行きたいのも我慢して再び入眠。。。
「パチ、パチ、パチ」
薪がはぜる音。。。
時計を見ると7時前、
どこかのサイトで朝焚き火をされてるようです。
トイレを我慢するのも もう限界、テントから出てみると雨の中、ぽりさんが直火で焚き火をされていました。(こちらのキャンプ場は今時には珍しく直火がOKなキャンプ場)
「おはようございます」
御主人のぽりさん、御自宅から持参した薪は全て使いきる!をモットーにされているんだとか。。。
貧乏性のワタシには真似できません(´▽`)
トイレから戻り、アホ面の寝ぼけ眼でみっけさんのサイトにお邪魔すると、、、
あれっ❗❗ ( ゚Д゚)
寝床のasgardがない、
kariだけだ。。。
みっけさんご夫婦、早朝の雨が小降りのうちにasgardを既に撤収されていたようです。
みっけさんご夫婦、いい仕事してますねえ~
こういった段取りが良く、尚且つ潔いキャンパーさんはとても好感が持てます(^_-)
自分も見習わなくてはいけません。
ひなたも起きてきたので、各自のサイトで朝ごはん。
朝のキャンプサイト、皆さん何かとお忙しいですからね(^_-)
朝食は各自で済ませるのが賢明です。
さっ、朝ごはんの準備を、、、
ここでふと気付く、
あっ!昨夜、米研ぐの忘れた。。。(-_-;)
何か朝ごはんになるものはないものか??
クーラーBOXを覗いてみると、、、
おお~っ!パンがありました。
非常食用にと奥さんが持たしてくれた塩パンとアロエヨーグルト。
助かったあ~
ひなたにはホットココア、自分は珈琲を淹れれば十分です。
タープに叩きつける雨、途方に暮れてしまいます。
この雨の中で撤収するしかないのか(-_-;)。。。。
スマホの雨雲レーダーを見てみると、、、
30分後に嘘か誠か、1時間程の晴れマークが。
撤収作業をするにはこのタイミングを逃すまい。
朝ごはんを早々に済ませ、撤収準備。
ひなたは撤収が終わるまで、みっけさんのサイトにお邪魔させていただきました。
こういった一刻を争う時にはコット寝床が助かります。
片付けが楽でよい。
タープを最後に片付けて、撤収終了!
スマホの時計を見てみると、10時30分。
こちらのキャンプ場、アウト時間はたしか11時。
辺りを見回すと何方も撤収作業をされてません。
「皆さん余裕だなあ~、あと30分で撤収、終わるのかなあ~?」
みっけさんに問い掛けてみると、
「えっ!だってまだ9時半ですよ~」
えっ!?( ̄▽ ̄;)
どうした事か自分のスマホ時計が1時間進んでいたようです。
得したような、損したような。。。
間違えたとはいえ、折角余った時間を有効活用しない手はありません。
帰り道、温泉でも入って帰ることにします。
ここでみっけさんご夫婦とはお別れです。
10時前、我が家は一足先にキャンプ場を後に。。。
中山道 和田峠を諏訪湖方面に下り、キャンプ場から30分程走ったところ、諏訪大社近くで見つけた町営温泉「遊泉ハウス児湯」へ立ち寄り湯。
こちらの温泉、無色透明無味無臭の単純温泉ではありましたが、温度が熱めで良いお湯でしたよ~
なによりお値段がお安い❗❗大人¥230、子供¥110。
銭湯より安い町営温泉、ありがたい(^ω^)
このあと諏訪IC近くで昼食を済ませ、中央道では渋滞にもあいましたが、夕方には我が家へ帰宅。
今回 みっけさんご夫妻とのお初のキャンプ、1泊2日の慌ただしいキャンプではありましたが楽しいキャンプとなりました。
2日間、ずっと雨予報でテンションも↘気味でしたが、その雨が幸いし、みっけさんともゆっくり、まったり お話ができてよかったです(^ω^)
みっけさん これに懲りず、またキャンプ、ご一緒しましょうね!
次回は冬のミヤシタヒルズでのスキー&薪ストーブキャンプもいいかもね(^_-)
じゃ、まったねえ~
お~わ~り
『確率』
過去の経験上、確率と聞けば何かと高いに越したことはないのだけれど、頭に「降水」という文字が付いたならば話は別、、、
それは低い方がいいに決まってる。
しかもその日にキャンプの予定があるなら尚更。
降水確率60%、
この数字は悩むところ(-_-;)
雨が降るのか?降らぬのか?
それならキッパリと「降水確率100%」と言われた方が諦めもつくのだけれど。。。
『雨ニモマケズ、、、』
9/18~9/19のSW
長野県小県(ちいさがた)郡にある『ミヤシタヒルズ』へ父子キャンプに行ってきました。
その日の天気予報は曇り時々雨、降水確率は60%
しかも台風の陰もチラホラ。。。
中止も考えたのだけれど、
「中止!」ってなかなか言えないんです。。。
雨とわかっていても行ってしまうんです。
ってことで予定通り、出発です(-_-;)
この日は朝の7時過ぎに横浜の自宅を出発。
家を出るときには晴れ間も覗いてはいたんだけれど。
30分も走ったら、
ポツりポツりと。
わかっていても、実際に雨が降りだしてくればテンションも下がります。
こんな天気でも息子ひなたはキャンプに行くのが楽しみらしい、、、それだけは救いかな。
自分も子供の時って、天気なんて気にしなかったなあ~(^◇^)
中央道相模湖ICから高速に乗り、途中の談合坂SAあたりで少しばかりの渋滞はあったものの、10時前には長野道の岡谷ICに。
けれど、車窓から見えるのはどしゃ降りの雨。。。
「バケツをひっくり返したよう」とはこの事、ワイパーが追い付かないくらい。。。
ひなたに
「心折れそうだよ、、、もしコテージが空いてたらコテージに変更しよっか?」
ひなた
「それはダメでしょ×❗キャンプなんだから」
「。。。。(-_-;)だよねえ~」
高速を降りてからも、下道はガラガラ。
キャンプ場のイン時間は13時~
まだ時間があるので早めのお昼ごはんとしましょう。
中山道 和田宿本陣前にある、お蕎麦屋さん「徳田」
古民家風な外観。
えっ!?入口は
お店の入口、ここなの?
入口の高さははひなたの身長ぐらい。
子供ってこんなの好きだよね(^ω^)
縄のれんをくぐり、
「いらっしゃいませ~。」
時間が早かったせいか一番客のようです。
わお~っ!
土間があり、囲炉裏があり、太い梁があり、神棚があり。。。。
昔あった、田舎のばあちゃんちみたい(^∀^)
メニューは至ってシンプル
冷たいお蕎麦のみ。
ひなたは田舎蕎麦、
自分は更科蕎麦を注文。
薬味は葱と山葵のみ
肝心のお味は。。。
そりゃ~、美味しいですよね~
値段もそこそこしますし、
ひなたも「美味しい、美味しい」って食べてました。
普段、ちゃんとした手打ちのお蕎麦屋さんに行かないので、お蕎麦の良し悪しって正直('_'?)なところがあるんですが、美味しいものはやはり美味しい。
世のお父さん達は立って食べるお蕎麦が一番食べなれてるのだろうけれど(^^;、こんな畏まったお蕎麦屋もたまには良い。
立って食べる蕎麦屋なら、断然お薦めするのが「コロッケそば」 美味しいんですよ~。
お蕎麦を食べ終わる頃、蕎麦湯が登場。
ひなた
「何これ?」
だよねえ~
蕎麦湯が出てくるお蕎麦屋さんなんて来ないもんなあ~。
興味津々で蕎麦湯を口にしてみる。
ひなた
「うげっ!なんだこれっ、まずぅ~(-_-;)」
そりゃそうだ!
蕎麦湯の味なんざ、子供には分かるまい。
パパだって蕎麦湯はそんな好きではないのだよ。。。
道に迷いながら、ふらりと立ち寄ったこちらのお蕎麦屋さん、どうやら巷では有名なお店だったらしく後から後からお客さんが。
既に食べ終えた父子、そば茶を啜りながら、妙な優越感に浸ってみる。
「ごちそうさまでした~」
時計を見ると12時前。
まだ早いですが、キャンプ場を行ってみることに。
キャンプ場はお蕎麦屋さんから車で5分ぐらいだったかな?
中山道から少し脇に入ったところにあるのが今回お世話になった
「ミヤシタヒルズ」
名前の最後に~キャンプ場とはつきません!
入口にある看板を過ぎ、場内を登っていくとnordiskのasgard12.6とkari20が見えてきました\(^-^)/
今回ご一緒させていただいたのは東海地区にお住まいで、ナチュログの「写真の綺麗なブログ」にも選ばれているみっけさんご夫婦。
みっけさんご夫婦はこの日の前日からこちらのキャンプ場にいらしてました。
みっけさんとキャンプをご一緒するのはお初になります。
「こんにちは~♪」
みっけさんとコメントをやり取りするようになったのが、たしか?、、去年の12月頃。
自分が薪ストーブ導入を検討していた頃、色々な方のブログを参考にさせて頂いていた中の一人がみっけさんでした。
しかも御互いに使用しているテントがnordisk asgard12.6
薪ストーブの種類、煙筒の穴開け位置などをみっけさんのブログで参考にさせて頂いたのです。
因みにみっけさんがお使いの薪ストーブはオーストラリアのブランドoz pig internationalの薪ストーブ。
※みっけさんのブログから拝借
名前の通り、子豚みたいで可愛いいですよね(^ω^)
当時は自分もね、こちらのozpig にしようかfrontier stoveにするか、散々迷ったんだよなあ~
結局、お値段とコンパクトさが決めてとなりfrontier stoveにしたのです。。。
みっけさんとはそんな経緯がありまして、今の今まで仲良くさせて頂いております。
因みにみっけさん、とてもお若いのよ。。。なんと平成生まれ( ゚Д゚)
なのでゼネレーションギャップが、、、ね(^^;
お会いするまでね、ちょっとだけドキドキだったのですがそんな心配は御無用でした。
キャンプは勿論、雪山のこと、薪ストーブのこと、共通の趣味が沢山、話題には事欠かなかったです(^◇^)
っでね、その中でも驚いたのが薪のお話。
みっけさんち、御自宅でも薪ストーブを使われてるらしいのだけど、薪の調達は業者さんとかにお願いするのではなく、みっけさんの御主人のぽりさんが、山から木を伐採してきて、御自身で薪割りをするんだって!
しかも、薪割り機などは使わず、斧で手割り( ゚Д゚)
薪ストーブを御自宅で使われているご家庭のひと冬の薪の消費量は地域にもよりますが、2tトラック2台分とも言われてますからねえ~、その労力たるや、、、(-_-;) 恐れ入ります。
たぶんねえ~、御主人のぽりさんはこの全ての行程がお好きなんだと思います。
自分も薪割りするから分かるんだけど、薪を作るのって何だか楽しいんだよね~。
みっけさんとお会いした暁にはあれも話そう、これも話そう、話に夢中になりすぎて肝心のテント設営をしてませんでした(^^;
外はどしゃ降りの雨、嫌だけどさっさと設営しちゃいましょう~。
こちらは臨時の受付小屋
ひなたはみっけさんのサイトにお邪魔させていただき、自分は1人 人生初の合羽を着用してのテント設営となりました。
この日は幕は
Bergans of Norway Wiglo Lt4シェルター仕様。
雨でインナーがびしょびしょになりそうだったので、インナーを取り外し、寝床はコット。
tarpはnordisk tarp voss 14
この張り方だと、テントの入口にタープポールが邪魔になってしまうので、小川張り風にしてみました。
wigloは先端部分の通気孔穴にロープを通し、ポール上部に直接結びつけるやり方もあるのですが、今回は雨が凄かったので、あえてこんな感じに。。。
わかるかなあ~('_'?)
この後、こちらサイトに居ることは殆どなかったのですが、取り合えず形だけでも設営しないと。
ご覧ください、、、、
この生活感がまったく感じられない我が家のサイトを
木製品ばかりなのに、なんだか温もりが感じられない(-_-;)
翌日 撤収するまで、ずっとこんな感じ、、、
みっけさん、キャンプ中は父子共々入り浸りで申し訳ありませんでした。
設営後、雨が小雨になってきたので場内を散策。
我が家のサイトはキャンプ場入口から直ぐにある、林間サイトのNO.15
ひと区画は100平米以上あったかな
かなり広めです。
地面は砂利サイト、行かれる方は鋳造ペグをお薦めします。
砂利サイトだけど、水捌けはイマイチ。。。
自分のサイトから一番近くにある、炊事場。
お湯は出ませんが、綺麗に管理されてました。
こちらは林間広場。
貸しきりサイトなのかなあ~??
奥に炊事場もあります。
トイレ棟
こちらのトイレも綺麗に清掃されておりました。
こちらは林間サイトにある、もうひとつある炊事場。
先程の炊事場よりで大きくて、テーブルやチェアを置けば飲食もできるぐらいの広さ。
こちらの炊事場、雨の日には助かります。
こちらは洗面所、、、なの('_'?)
ホントだ❗ 鏡がついてるよ
キャンプ場に洗面所があるなんて、、、初めてかも。
管理棟に向かう途中にある小さな川。
たぶん晴れてたら、渇水してんじゃないかな。
こちらが管理棟。
棟内には薪ストーブもあり、とても素敵な雰囲気♪
管理人さんの拘りなんでしょうね。
外には石窯
こちらで焼いたピザはさぞかし美味しいんだろうなあ~
何だか可愛らしい、木製ブランコ。
こちらは芝生サイト。
通年営業しているこちらのキャンプ場、冬場はこちらがキャンプサイトになるそうです。
一番下にあるのはコテージ。
なかなかの雰囲気です。
テント泊じゃなく、コテージ泊もいいかも。。。
最近、やたらとコテージ泊に心揺らぎます、、、
雨キャンプが連続してるからかなあ~。
全体的にウッディーな作りのキャンプ場、自分好みです。
夏も良いけど、雪が降る冬の季節も素敵だろうに。
次回来るのは冬の季節にしよう。。。
管理棟脇には売店もありましたよ~
ちょっとした忘れ物なら 事足りるかと。
ビールの自販機も。
山価格ではなく、一般的な御値段だったような
サイトに戻り(みっけサイト)、しばしお喋り。
みっけさんからお土産を頂きました~
旬のもの、恵那栗を使った栗きんとん。
みっけさん、お若いのに粋なお心遣い、
とても美味しい栗きんとん、ごちそうさまでした。
お上品な味わいでした(^◇^)
外は相も変わらずの雨、、、
むしろ朝より酷い降りになってるし。
そんな どしゃ降りの雨の中、みっけさんがお使いのタープはnordisk kari20 。
コットン65%、ポリ35%verのkari(現行モデルは逆なんだとか??)
「雨漏り大丈夫かなあ~」なんて思ったんだけど、
「あらまっ❗」
このタープの撥水性にびっくりしました。
内側を見てみると、雨漏りどころか、水滴一つも着いてない。
ポリコットン幕が雨にそこそこ強いのは知ってはいましたが、ここまで強いとは。。。
kariの撥水性、侮れませんねえ~。
こちらのキャンプ場、標高は1000㍍ぐらいのところにあって平地より気温も低め。
しかも雨が降っているので弱冠肌寒い。
雨が降っていなければ、焚き火にあたるぐらいが心地好いのだろうけど。。。
なんせ外はどしゃ降りの雨。
焚き火台を出して焚き火を楽しみたいのだけど、それも無理。
せめて視覚だけでも暖まりたい。
みっけ家がチャコールスターターで焚き火をしてくれています。
チャコールスターターでやる焚き火も乙なものです(^◇^)
チャコスタくん、よく頑張ってくれました。
サイト周りにはクルミの実が沢山落ちています。
このクルミをなんとか食べれないものかと、殻ごと焚き火の中に放り込むも、どの程度焼けばよいのかが、誰もわからず、気がつけばクルミは真っ黒けっけ(^^;
そんなこんなでチャコスタでの焚き火やクルミ割りを楽しみ、気がつけば辺りは真っ暗。
時間を見てみると既に18時過ぎ。
秋の夜長
晩御飯にしましょう。
今宵は面倒いらずの「すき焼き」
秋冬キャンプに我が家ではよく登場するメニューのひとつ。
食材を切った状態で持ってきたので器にもるだけ。
後は鋳鉄鍋で肉を焼き、割下を絡め具材を煮るだけ。。。
肉は牛でも豚でもどちらも大好きです。
この日はお腹一杯になってしまったので、〆までにはたどり着かなかったのですが、いつもなら〆にうどんを投入。
みなさんはすき焼きに生卵をつける派ですか?つけない派ですか?
我ら父子は断然つける派です!
若い頃、肉といったら「焼きに限る❗」と頑なにすき焼きを拒んでいたのですが、加齢と共に好みが変化してきたようです。
すき焼きの中に入っている、この「春菊」と「椎茸」がなんともまあ~、、、うますぎる(´▽`)
「すき焼きにはサッパリ目の赤ワインだろ~」っとワインを持参したのですが、あまりの肌寒さだったので、ウィスキーのお湯割りなんぞをいただきました。
ここ最近、ブログなどで皆さんの作る料理を拝見して思うのですが、皆さんは普段からあんな豪華な料理を食されているのでしょうか?
夕食には舌を噛みそうな、長い名前の地中海料理や欧風料理、朝食には旬の果物や生クリームでデコられたパンケーキ。
キャンプ場で作る料理って、自宅で作るより火気類や食材保管などの条件が悪いでしょ?、、、それでもあんな料理が作れるなんて。。。
それともあの料理はビジュアル重視、アタシ頑張っちゃったのよ的な女子力アピールの余所行き料理なのでしょうか?
とにかく皆さん凄い凝った料理を作られていて感心してしまいます。
食後もダラダラと呑みながら他愛もないお喋りをしていた21時頃、キャンプの時は夜更かし好きのひなたが珍しく「眠くなった、、、」とテントへ。
ひなたが眠りについたのを確認し、自分は再度 みっけさんサイトに戻り、1時間程お喋りして今宵の宴もお開きに。。。
「おやすみなさい」
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2日目
テントに叩きつける雨音、5時半起床。
普段、起床してる定刻の時間。
サラリーマンの性なのか?
はたまた加齢によるものなのか?
最近この歳になると、寝ることにも体力が必要なんだと改めて痛感する。。。。
若い時は何時間でも寝ていられたのになあ~( ̄▽ ̄;)
シュラフから這い出て、外を覗いてみるもあまりにも酷い雨降りに嫌気がさし、トイレに行きたいのも我慢して再び入眠。。。
「パチ、パチ、パチ」
薪がはぜる音。。。
時計を見ると7時前、
どこかのサイトで朝焚き火をされてるようです。
トイレを我慢するのも もう限界、テントから出てみると雨の中、ぽりさんが直火で焚き火をされていました。(こちらのキャンプ場は今時には珍しく直火がOKなキャンプ場)
「おはようございます」
御主人のぽりさん、御自宅から持参した薪は全て使いきる!をモットーにされているんだとか。。。
貧乏性のワタシには真似できません(´▽`)
トイレから戻り、アホ面の寝ぼけ眼でみっけさんのサイトにお邪魔すると、、、
あれっ❗❗ ( ゚Д゚)
寝床のasgardがない、
kariだけだ。。。
みっけさんご夫婦、早朝の雨が小降りのうちにasgardを既に撤収されていたようです。
みっけさんご夫婦、いい仕事してますねえ~
こういった段取りが良く、尚且つ潔いキャンパーさんはとても好感が持てます(^_-)
自分も見習わなくてはいけません。
ひなたも起きてきたので、各自のサイトで朝ごはん。
朝のキャンプサイト、皆さん何かとお忙しいですからね(^_-)
朝食は各自で済ませるのが賢明です。
さっ、朝ごはんの準備を、、、
ここでふと気付く、
あっ!昨夜、米研ぐの忘れた。。。(-_-;)
何か朝ごはんになるものはないものか??
クーラーBOXを覗いてみると、、、
おお~っ!パンがありました。
非常食用にと奥さんが持たしてくれた塩パンとアロエヨーグルト。
助かったあ~
ひなたにはホットココア、自分は珈琲を淹れれば十分です。
タープに叩きつける雨、途方に暮れてしまいます。
この雨の中で撤収するしかないのか(-_-;)。。。。
スマホの雨雲レーダーを見てみると、、、
30分後に嘘か誠か、1時間程の晴れマークが。
撤収作業をするにはこのタイミングを逃すまい。
朝ごはんを早々に済ませ、撤収準備。
ひなたは撤収が終わるまで、みっけさんのサイトにお邪魔させていただきました。
こういった一刻を争う時にはコット寝床が助かります。
片付けが楽でよい。
タープを最後に片付けて、撤収終了!
スマホの時計を見てみると、10時30分。
こちらのキャンプ場、アウト時間はたしか11時。
辺りを見回すと何方も撤収作業をされてません。
「皆さん余裕だなあ~、あと30分で撤収、終わるのかなあ~?」
みっけさんに問い掛けてみると、
「えっ!だってまだ9時半ですよ~」
えっ!?( ̄▽ ̄;)
どうした事か自分のスマホ時計が1時間進んでいたようです。
得したような、損したような。。。
間違えたとはいえ、折角余った時間を有効活用しない手はありません。
帰り道、温泉でも入って帰ることにします。
ここでみっけさんご夫婦とはお別れです。
10時前、我が家は一足先にキャンプ場を後に。。。
中山道 和田峠を諏訪湖方面に下り、キャンプ場から30分程走ったところ、諏訪大社近くで見つけた町営温泉「遊泉ハウス児湯」へ立ち寄り湯。
こちらの温泉、無色透明無味無臭の単純温泉ではありましたが、温度が熱めで良いお湯でしたよ~
なによりお値段がお安い❗❗大人¥230、子供¥110。
銭湯より安い町営温泉、ありがたい(^ω^)
このあと諏訪IC近くで昼食を済ませ、中央道では渋滞にもあいましたが、夕方には我が家へ帰宅。
今回 みっけさんご夫妻とのお初のキャンプ、1泊2日の慌ただしいキャンプではありましたが楽しいキャンプとなりました。
2日間、ずっと雨予報でテンションも↘気味でしたが、その雨が幸いし、みっけさんともゆっくり、まったり お話ができてよかったです(^ω^)
みっけさん これに懲りず、またキャンプ、ご一緒しましょうね!
次回は冬のミヤシタヒルズでのスキー&薪ストーブキャンプもいいかもね(^_-)
じゃ、まったねえ~
お~わ~り
Posted by ♯0510 at 14:59│Comments(0)
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